さて2つ目のお話。
ひとつ前のとはまったく別のお話。
これも古い話で恐縮です。退屈なので流していただくのも良いかと。(笑)
■臆病すぎたネコ
2001年夏。 この年はなっちゃんファミリーと出会い、ネコネコネコな日々を送っていた。
ネコ数珠つながりのように他のいろんなネコとの出会いもあり刺激的だったかもしれにゃい。
7月のある日 小さなネコが来た。 痩せこけてガリガリ、大きさからすると5~6ヶ月くらいには
なっていそうなのに小さくて弱々しく 顔は目やにやら鼻水やらでグチャグチャ。(~_~)
片方の目は見えてないの?ってぐらいひどいお顔。
ワタシの姿を見るなり 鳴きながら逃げちゃう。 相当の臆病くん(オスだと思い込んでる)。
白にキジ柄 しっぽがすらっと長く たぶん綺麗だと思われるハチワレ顔。
...
うちの外(玄関横)にはゴハンと水と休める場所がある。でも人が怖くてダメなんですね。
外出や帰宅の際に運悪く出くわすと血相を変えて逃げて行っちゃいます。
暑いし 痩せてるし体力もないから休みたいよね、。 でも怖くて落ち着けない。
病気っぽいから他のネコへの伝染を考慮、ゴハンを撤去して顔を見たらそっと別の場所へ置くように
していた。 顔を見ること数回、ゴハンを置いてやると後から食べていた様子。
ギリギリの状態で生きてる感じだったので捕まえて病院へ連れて行こうか… 捕まるかな…
と思い始めて、どこから来るのかと逃げた後をそっと追ってみたけれど 臆病で小さい子だから
絶対手の届かないところへ隠れてしまいますね、仕方がありません。 チャンスを待ちましょう…。
で、姿を見るのはそれが最後でした。
どうしたんだろ? どこかで餌場を確保したかな、具合悪いのかな。と気にかけていたら
夢にいらっしゃいました。 ああ…そうです、きっとそうなんでしょう。
夢の中でワタシが見失ったあたりの場所に ちょこんと座ってこちらを見ています。
顔も綺麗に治っています。綺麗なしっぽをくるっと足元に巻いて座っています。
ワタシのこと 怖かったけど少しは分かってくれてたんですね。
律儀だな、一応 報告というか ん、ちゃんと姿を見せに来てくれたんですね。
あんなに怖がらなくても良かったのに、。
と、勝手にワタシなりの解釈でココまで書いてるけれど
実際にこのネコの最後を見ていないのでなんとも言えない、逞しく生き延びているかもしれない。
ワタシには分からない。 一生懸命頑張っていたのを覚えてる。 そんだけ。
どちらにしてもこのおチビちゃんも今は幸せに暮してると思いたいにゃ。
※ちょうどなっちゃんが最後の出産をした頃だったと思う。
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