霜月の出来事
ホッと一息なトンちゃん。
もう12月になってしまったですね。早っ。の一言。
11月はいっぺんにいろいろあったので
師走の到来があっという間だったでつ。
...
実は、トンちゃん悪性腫瘍の疑いあり・・・で撃沈してました。
発見した部分の細胞を採取して病理検査に出していました。
ネット検索してもコレだと該当するケースが見つけられず
得られたのは、もしもガンだったら-1年持たないかも? ということ。
結果は、本日(12/1)病院の方へ返って来てて「良性腫瘍」でした。
この結果が出るまでどれだけ落ち着かない日々だったことか。。
良性といえども、腫瘍には違いないので今後も要観察。
広がり始めるようなことがあれば切除するのがベターだという。
年齢のことを思うと大きな手術は怖いし、なにより、切除することで
体の一部を失う、形が変わる、というのは厳しい。
そんな目に遭わせたくない。
お腹放り出してゴロゴロ(毛増えてるでそ?!^^)
こんな風に安心してる姿を見ると、、新たな病気が加わるなんて困るし。
ということで、以下ロングロングバージョン 興味のある方はどうぞ。(苦笑)
発見から本日に至るまでの経緯など。(長すぎてゴメン)
ナニかおかしいぞ? と見つけたのは11/18夜のこと。
場所は口の中 「舌」。 見えにくい場所なんですよね、これ。
位置は奥から中間ほど、舌右側面(下奥歯の内側に触れるような箇所)。
大あくびしたらチラッと見えるか見えないか。
毎日薬を飲ませていてもなかなか確認しづらいところなんだけどたまたま発見。
病変は、3ミリ程度 丸くて真ん中が凹んで欠損部はピンクというか赤っぽい。
クレーター状っていう方が分かりやすいかな↑。
口内炎?と思ったけど違和感や痛がる様子もなし。
普通にカリカリも缶詰も食べていた。
やっぱおかしい? 口内炎じゃないとしたら・・・(怖) と内心思っていた。
2日後 病院へ。
何回も口を開けて見せて、やっと先生にも何か見えたらしく
曰く、「舌もそうだけど、その横下の歯茎も腫れてるようですよ?」
Σ( ̄□ ̄;うっそ!! そこまで見えなかったのに?
我慢できなくなって、腫瘍ですか? と聞いてみたら
カモシレナイ だと。
体調が安定域にいる今なら、と即決。
急遽 吸引麻酔をかけて細胞採取して病理検査に出すことになった。
最初に発見した舌の丸い病変部と下歯茎両内側の細胞を採取。
麻酔から醒める直前に処置室に入って口の中をじっくり見せてもらった。
トンちゃん 白目向いてダランと横になってました、ドキドキ。
院内でも細胞検査をしてくれて、歯茎は見た目とは違って細胞は普通、合格。
舌の方がやはり細胞核の形が悪く健康なものとはぜんぜん違うらしい。
見せてくれたが形が違うくらいしか分からん…。
はっきりしたのはネコによくある口内炎ではないこと。
舌の細胞を病理検査へ。 結果が返って来るまで約2週間。
その間、ワタシはどーしたらええのよっ? な感じだった。
トンちゃんにとっては幸い痛みらしきものはなく
ぽっこり膨らんで隆起していないので食事の邪魔をしないのが良かった。
結果を待つ間に目に見えて悪くなるようなら切除の方向で考えましょう。
と言われていたので毎日、日に何度も口を開けてチェックチェック。
トンちゃんは日に何度も不機嫌になっていた。
予定より2~3日早い目に結果が出ていたのでちょうど通院日に
診断が聞けて良かった。
『粘膜乳頭腫』
コレが診断された病名。 聞いたことないから分からない。イボらしい?
説明してもらったらけど、文字でうまく表現できない。(頭悪いから)
皮膚の細胞を作っている部分(表皮の下)に悪いものがあり
表層が腫瘍になっているらしい。
原因ははっきりしないようで、ウイルス性と考えられるらしい。
ウイルス?
ありふれた既知のものならすんなり判断してくれるのだろうけど
ん・・・なんか難しそう。
ちょこっと検索したら パピローマウイルス? とかいうのが引っ掛かってきた。
そういえばセンセーもこんなような名前を言ってたかも。(なんと頼りないこと!)
ネコよりイヌの方が多いみたいな。
診断書のコピーをもらって来た。
はっきり言って何書いてるのか分からんの。(爆)
達筆すぎて読みにくいというのと(笑)、専門的用語もちらほら。
要するに、「良性」で
ウイルスが原因ではないかと思われるもの?の増殖サイクルと舌の細胞増殖が
一致したらしい。
なので何かウイルス感染があるのではないか? ということだった。
腫瘍と言われてる部分は治り始める様子もなさそうな?
小さくなって治ってくれたら良いんだけども、ウイルスが絡んでるのなら
それが無くならない限り良い状態には戻りにくい。
「口の中を清潔にキレイにしてあげてください。」
とセンセーは簡単に言うけどさ、、。
出来る範囲で、はい。
検査をしてもらって言うのもアレだけど
病理結果が必ず100%ではないと思うし、はっきりしたことが判らない場合もある。
(以前いた子も特にはっきり判らないままだった)
今後も気をつけて見ておかなくてはいけないと思う。
先にも書いたけれど
舌や歯茎の同じ部分や他の箇所にも出来る可能性があるので
目に見えて酷くなるようなら切除が適切ということ。
でも舌の一部or大部分、歯茎やアゴの一部を失うことを考えたら…。
生きることに直結する食べることが自力で出来なくなるというのは辛い。
今回のことでネット検索でいろいろ見て
案外口腔ガン(もしくは良性腫瘍)は多いんとちゃう?という感想です。
いろんなタイプがあるようだし、悪性の場合は進行性があり
治療にあまり反応しないものもあるようです。
白いネコちゃんが気をつけたいと言われる「扁平上皮癌」
これは白っぽい子が多いのかと思ったらまったくそんなことはない。
顔や表部分だけかと思っていたのがこれもそうではなくて
骨をも溶かすとても恐ろしい癌だそうだ。
口腔の扁平上皮癌があるというのも知った。 かなり辛い闘病らしい。
コレじゃないかと恐れていた、実は。
もしもこういう病気だったら、と、あれこれ想像して
必要と思われる介護用品まで検索してしまったよ。^_^;
人と同じく、年齢が高くなるとイボやら腫瘍やらのリスクは高くなると思うけど
若くして辛い病気と闘っている子たちもいるから 年齢に関係なく
普段見えにくい場所ほど、時々チェックしておいた方が良いかも知れません。
放っておいたら大変なことになりますよ・・・(たけしの本当は怖い家庭の医学風)
以上、トンちゃんのてんやわんや報告。
トンちゃんのことが発見される少し前にワタシの母が腰椎圧迫骨折。(~_~)
動けなくて大変大変!入院できる病院はないやろか? と騒いでいたのです。
病院関係やその他いろいろ付添い要請があり(結局あまり役立たずなワタシ^_^;)
実家を行ったり来たり、今後のことを考えて電動式ベッドを買いに行ったり
普段のんびりグータラ生活にどっぷりのワタシには忙しく気忙しく心配であったりetc。
自宅療養で痛みと不自由さと闘いながら少しずつ慣れつつあり
母もなんとか気持ちが前向きになり始めている様子で少しホッとしているところ。
骨粗鬆症で骨折部の完治はないらしいが、痛みは時間と共に楽になるらしいでつ。
週末はなるべく実家に行くようにしているけど、
トンちゃんのことがあったので気持ち的に少々(だいぶ?)キツカッタ。(苦笑)
12月1日 月の初日としてはそこそこ悪くない知らせを受けられてホッとしている
トンちゃんとおねぇちゃんである。