えー、時間がある時に続けて観られる映画とダメなのがありますが
ダメな方をやっちゃったみたいです。(笑)
◇カレンダーガールズ
楽しかったです。
イギリスの片田舎に住む大人の女性達が友人の夫の死を乗り越え
メキメキと美しく輝いていく。
やはり女性は人生の中に小さなハプニングがあった方が良いみたい?(笑)
◆白いカラス
公式サイトがなくなっちゃたらしく上手くストーリーは紹介できませんが。
原題 「The Human Stain」 直訳で人のシミ、汚れ、とかでしょうか?
なんで白いカラス? と思ったけれどストーリーとの引っかけです。
原作本もあるらしい。
集英社 「ヒューマン・ステイン」 著者 フィリップ・ロス 訳 上岡伸雄
名門大学の教授コールマン(アンソニーホプキンズ)と
心に大きな傷を持つフォーニア(二コールキッドマン)が出会い恋に落ちる。
黒人なのに白い肌ゆえ 黒人であることを隠し続けた男と
夫の暴力と我が子を喪い失意する女。
人種差別意識とDVなどなど、重いものを背負いながら生きてきた二人は
お互いの領域を侵すまいとするが、次第になくてはならない存在となっていく。
という展開です。
...
普段表には出てこない無意識下に根付く人種に対する偏見や嫌悪、
傷つけられ続けるうちに心の深いところにポツポツと染み付いて消えないもの。
それらが人を頑なにする…
みたいな、微妙なところをとても感じました。
映画の流れとしてはメリハリのあるものではないと思いますが
ゲイリーシニーズ(作家役)とAホプキンズとのダンスシーンはとてもステキ。
年齢の離れた男同士の友情と愛情(ゲイではなく)っていうんでしょうか。
とても好きなシーンです。 ( Gシニーズは好きな俳優さん♪)
黒人の両親を持ちながら白い肌に産まれた人を実際に知っていたので
興味深い映画でしたね。
彼女は日本で暮していたけれど 今はお付き合いがないのでわかりませんが
とても綺麗な方でした。
心のどこかに重いものを持っていたのかどうか、プライバシーに触れる話は
あまりしなかったので知る由もありません。
もし、知ったとしても当時のワタシはまだまだおこちゃまだったから
ただ頭の上を飛んでいくだけだったでしょうけど…。
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